賃貸物件の管理をお預かりした時、室内を
みさせていただき、リフォームのことや
賃料のことをご相談して募集を開始しますが・・・
![](https://www.touri-h.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0934-300x300.jpg)
その前の段階で、最初に確認するのが電気
や水道などのライフラインや設備状況の確認
管理させていただく物件がビルや戸数の多い
マンションやアパートの場合は消防法など
の関係も気にしないとなりません。
![](https://www.touri-h.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/mark_lifeline_gas_bg-300x300.png)
と言っても、あまり一棟ものをお預かりする
ことも少ないので、一つ一つ確認しながら
クリアしていくことが多いのですが(;^ω^)
![](https://www.touri-h.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/job_fudousan_kanteishi-300x259.png)
今回、お預かりしたビルは4階建の築年50年
以上たった古い建物だったこと、また2つの
ビルを一つにしていることもあり、少し複雑
になっています。
電気やガス、水道はメーターが設置されて
いるので、まずは契約をして各部屋の設備
点検をします。
ガスであればガス漏れがないか、または給湯
器が使えるのかなど点検してもらいます。
ガスは基本的は入居者が決まるまでは使用
しないので安全のため閉栓しておきます。
今回は給湯器が一台稼働しないことがわかりました。
![](https://www.touri-h.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/mark_lifeline_denki_bg-300x300.png)
電気は従量電灯、動力があります。
ブレーカーは基本的にリフォームをするときや
ご案内をするとき以外は落としてしまうのですが
例えば建物共用廊下の電気はどこのお部屋の電気
メーターにつながっているかなどブレーカーを
上げ下げして確認をしていく必要があります。
![](https://www.touri-h.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/mark_lifeline_suidou_bg-300x300.png)
水道についてはビルの場合、受水槽を持っている
場合がありますので、受水槽の清掃・管理を委託
する必要がありますので、屋上を確認したりします。
今回は直結方式でしたが、4階までのビルなのに
水道メーターが3つしかありませんでした。
元栓を開栓して水がでるか各階確認をしたところ
4階の水がでませんでした。
3階と4階はひとつの水道メーターで、4階の水を
出すには3階にあるバルブを開栓しないとならないようです。
3階と4階を別々の方にお貸しするのであれば
4階の水道メーターを新たに設置するか、子メーター
(4階が使用した分計算するためのメーター)を設置する
必要があるということになります。
![](https://www.touri-h.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/smartphone_map_app_woman-261x300.png)
今回、困ったことは住居表示でした。
電気や水道、ガスの契約をする際に住所を伝えて
開栓してもらうのですが、ひとつの住所ではなく
4つくらいの住所で契約がされていたため
弊社で貸主様から聞いている住居表示と異なり
東京電力や東京ガス、水道局の方から場所の特定
ができないと言われてしまいました。
もともと2つのビルをひとつにしているため
2つの住居表示があったこともあります。
今後のためにも住居表示を統一していきます。
住居表示は住宅地図で確認することも多いのですが
区役所に電話して確認することもできます。
賃貸物件をお預かりすると募集と同時にやることは
たくさんありますね(*´ω`)