賃貸物件の管理

公開日:

更新日:2022/08/20

カテゴリー: 日々の出来事 | 賃貸関連  タグ: 


賃貸物件の管理をお預かりした時、室内を
みさせていただき、リフォームのことや
賃料のことをご相談して募集を開始しますが・・・



その前の段階で、最初に確認するのが電気
や水道などのライフラインや設備状況の確認
管理させていただく物件がビルや戸数の多い
マンションやアパートの場合は消防法など
の関係も気にしないとなりません。



と言っても、あまり一棟ものをお預かりする
ことも少ないので、一つ一つ確認しながら
クリアしていくことが多いのですが(;^ω^)



今回、お預かりしたビルは4階建の築年50年
以上たった古い建物だったこと、また2つの
ビルを一つにしていることもあり、少し複雑
になっています。

電気やガス、水道はメーターが設置されて
いるので、まずは契約をして各部屋の設備
点検をします。

ガスであればガス漏れがないか、または給湯
器が使えるのかなど点検してもらいます。
ガスは基本的は入居者が決まるまでは使用
しないので安全のため閉栓しておきます。
今回は給湯器が一台稼働しないことがわかりました。



電気は従量電灯、動力があります。
ブレーカーは基本的にリフォームをするときや
ご案内をするとき以外は落としてしまうのですが
例えば建物共用廊下の電気はどこのお部屋の電気
メーターにつながっているかなどブレーカーを
上げ下げして確認をしていく必要があります。



水道についてはビルの場合、受水槽を持っている
場合がありますので、受水槽の清掃・管理を委託
する必要がありますので、屋上を確認したりします。

今回は直結方式でしたが、4階までのビルなのに
水道メーターが3つしかありませんでした。
元栓を開栓して水がでるか各階確認をしたところ
4階の水がでませんでした。

3階と4階はひとつの水道メーターで、4階の水を
出すには3階にあるバルブを開栓しないとならないようです。

3階と4階を別々の方にお貸しするのであれば
4階の水道メーターを新たに設置するか、子メーター
(4階が使用した分計算するためのメーター)を設置する
必要があるということになります。



今回、困ったことは住居表示でした。
電気や水道、ガスの契約をする際に住所を伝えて
開栓してもらうのですが、ひとつの住所ではなく
4つくらいの住所で契約がされていたため
弊社で貸主様から聞いている住居表示と異なり
東京電力や東京ガス、水道局の方から場所の特定
ができないと言われてしまいました。

もともと2つのビルをひとつにしているため
2つの住居表示があったこともあります。

今後のためにも住居表示を統一していきます。

住居表示は住宅地図で確認することも多いのですが
区役所に電話して確認することもできます。

賃貸物件をお預かりすると募集と同時にやることは
たくさんありますね(*´ω`)