フローリングの種類は?

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更新日:2022/08/20

カテゴリー: 不動産の豆知識

皆さんのお宅に、畳のお部屋はありますか?

もうだいぶ前からですが、戸建、マンションを問わず、3LDK以下の間取りでは、フローリングの部屋が主流となっており、畳の部屋が無いことが多くなっています。



4LDK以上の間取りだと1部屋くらい和室なっていることもありますが、2室、3室が和室なっていることは、古い住宅でない限り、ほとんどありません。

これは、我々日本人の生活様式が、より西洋化している現れだとは思いますが、畳の部屋が無いことで、「こたつ」や「布団」を持っていないという方も増えているかもしれませんね。



このように、住宅の床材の主流となった「フローリング」ですが、フローリングやフローリング風のもの等、色々な種類があります。

一般的には「無垢材」「複合フローリング」「クッションフロア」「シートフローリング」「フロアタイル」「リフォーム用床材(フローリング)」あたりがよく使われているものだと思います。

下記に各種類ごとの特徴を、簡単にまとめてみました。


【無垢材】
木材をそのまま加工してフローリングにしたものです。
中には、無垢材を塗料などで加工することで、強度を高めたり、反りを少なくしたりしたものもあります。
良い点は「木の温もりが感じられる」ことや「多少の凹み傷なら元に戻せる」といった利点がありますが、「メンテンスに手間が掛かる」「反りやすい」「強度が低い」といったデメリットもあります。

【複合フローリング】
合板や集成材、MDFといった下地の上に、木を薄くスライスした「単板」と呼ばれる木材を貼り付けたものです。
昔は、ワックス掛けが必要だったので、メンテナンスが楽とは言えませんでしたが、最近は塗料が改良された為、ワックスを掛けないで良いものが多くなっています。
強度が強いのも特徴ですが、無垢材のように凹みを元に戻す力はないので、凹んだり傷ついた場合には、蝋やクレヨンと呼ばれる補修材を用いて直す必要があります。

【クッションフロア】
こちらは、主にマンションに使用されるもので、基本的には上記の「複合フローリング」と同じような構造ですが、フローリング剤の裏面に衝撃吸収用のゴム(またはそれに類似するもの)が取り付けられています。
メリットは軽量衝撃音(スプーン等を落とした音)が下階に響くのを軽減してくれます。
デメリットとしては、普通の複合フローリングと違い、フカフカしているので、家具などの重量物を置くと傾く可能性があることや、人によっては歩行感覚が嫌いという方も居るかもしれません。
尚、重量衝撃音(飛び跳ねたりした音)については、あまり効果がありません。



【シートフローリング】
こちらも複合フローリングですが、表面が木材ではなく、プリントしたシートになっています。
材質が木材ではありませんので、メンテナンスの必要がありません。
ただ、傷が付くとシートが破れてしまうので、補修が困難です。

【リフォーム用床材(フローリング)】
リフォーム時に既存のフローリングを剥がさずに上貼りできるように開発された厚さ5mm前後のフローリングです。
種類によって、表面に木材を使用しているものと、プリントしたものがあります。
何と言っても低コスト、短い施工期間で工事が可能なことがメリットです。

【フロアタイル】
フローリングに分類しましたが、フローリングではありません。
プリントが精巧で、凹凸が表現されているものもあり、本物のフローリングと見分けが付かない場合もある為、分類の中に入れました。
木材ではない(硬質塩化ビニル床材)ので、耐久性や耐摩耗性、耐水性に優れています。