◆JR埼京線「十条駅西口」駅前の再開発事業

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カテゴリー: 地域情報

現在、JR埼京線「十条」駅前では再開発が行われており、駅前にあった建物も無くなって更地になっています。

【本町通りから十条駅ロータリーへの接続部】
十条駅西口地区市街地再開発事業

かなり建物が密集して建っていた場所なのですが、見事なまでに何も無くなっています。

十条駅西口地区市街地再開発事業

十条駅西口地区市街地再開発事業

再開発により、既存のロータリーの南から西側にかけて商業施設と一体となったタワーマンションが建設され、ロータリーの地下には駐輪場が整備されます。

十条駅西口地区市街地再開発事業
出典:十条駅西口地区市街地再開発組合

建物の規模は、低層棟が地下2階地上5階建、高層棟が地下2階地上39階建になります。

低層棟には、物品販売を含む店舗や飲食店、公共施設、事務所等が、高層棟の地下と地上階の一部には220台を収容可能なパーキングを設け1~2階には店舗、3~4階に公共施設が入る予定です。

5階から上の居住エリアは分譲住宅となり、ワンルームタイプ10戸を含む578戸が設けられる予定になっています。

十条駅西口地区市街地再開発事業
出典:十条駅西口地区市街地再開発組合

工事は、東急不動産株式会社、前田建設工業株式会社、日鉄興和不動産株式会社が行い、再開発ビルの基本設計を株式会社日本設計が、ビル以外の公共施設の基本・実施設計は株式会社トーニチコンサルタントが手掛けます。

総工費は約445億円、竣工は2024年の秋頃の予定となっています。

十条駅西口地区市街地再開発事業

ロータリーの北側にある「十条銀座」は再開発には含まれていないため残ります。

十条駅西口地区市街地再開発事業

埼京線沿いの踏切方面へ抜ける道がありましたが、工事に伴い通行ができなくなりました。

十条駅西口地区市街地再開発事業

代わりに「みずほ銀行 十条支店」があった辺りに、仮設の道が設けられていますが、建設が始まると、ここも通れなくなるのかもしれません。

十条駅西口地区市街地再開発事業

また、十条駅周辺の計画道路の事業化に加え、今年の3月には東京都がJR埼京線の連続立体交差事業にも着手することを表明している為、十条周辺の街並みが、これから10年間くらいの間に大きく様変わりしそうです。

十条駅西口地区市街地再開発事業

 

 

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