売却する戸建の隣地が所有者不明土地

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更新日:2021/07/11

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今回ご相談にいらっしゃった方は、以前取引をしたお客様のご紹介で、戸建の売却のことで相談にいらっしゃいました。

相談にいらっしゃった方は、所有者の代理人で、所有者は施設に入所していました。

相談の戸建は築20年ほどの木造2階建の注文建築で、浴室やキッチンなどの設備や建具、そして残された家財を拝見するとかなり高価なものでした。

早速、売却査定の価格を出すために、調査を始めました。公図や謄本を取ると、相談のあった戸建の隣の家との間に細長い土地がありました。所有者を調べると登記簿に載っている所有者は11人の共有になっていました。元の所有者は1人だったのかもしれませんが、相続に次ぐ相続で、11人まで増えてしまったようです。相談をいただいた土地が測量をしていなかったので、境界を決めようと隣地の方に連絡を取ったのですが、半分ほどしか連絡が取れず、連絡が取れた中でも所有者が亡くなっているのに、相続登記がされていない方もいらっしゃいました。

所有者不明土地

その細長い土地は隣の家の敷地として使われているので、借地契約を結んでいるか、隣の方にお尋ねしたのですが、「所有者が分からないので、無償で使用している」のだそうです。

このような所有者不明土地は全国でかなりの数があって、面積でいえばすでに九州全体の面積を超えているとも言われています。今後いろいろな政策が検討されているようですが、即解決に結びつくものはなかなか出てこないと思います。

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