用途地域だけじゃない規制と緩和「その他の地域地区」

公開日:

更新日:2024/10/13

カテゴリー: 不動産の豆知識


建築物の防火性能などを決めているのも、
この「その他の地域地区」です。

「その他の地域地区」は、以前、ご紹介をしました「用途地域」に加えて、よりその地域に合った制限や緩和を行うために設けられており、建物形態や防火性能、景観維持、土地の有効利用など、様々な区分けをしています。

販売図面などでよく目にする代表的な地域地区では、下記のようなものがあります。

◆高度地区
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建築物の高さの最高・最低限度や斜線制限の掛かる範囲を指定することで市街地環境の保持や促進を促しています。

◆高度利用地区
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建築物の高さや建蔽率(けんぺいりつ)などをを緩和することで、合理的で有効的な市街地の形成を促進しています。

◆防火・準防火地域
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市街地の防災を図るための建築物の構造的な規制です。

◆景観地区
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建築物の意匠や色彩を規制することで、良好な景観を形成します。

◆風致地区
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都市の自然的景観を維持するための制限です。

他にも下記のような地域地区があります。
地域地区によっては、かなり限定的なものもあります。

◆特例容積率適用地域
◆高層住居誘導地区

◆特定街区
◆都市再生特別地区
◆特定防災街区整備地区
◆緑地保全地域
◆特別緑地保全地区
◆緑化地域
◆生産緑地地区
◆歴史的風土特別保存地区
◆第一種、第二種歴史的風土保存地区
◆伝統的建造物群保存地区
◆駐車場整備地区
◆臨港地区
◆流通業務地区
◆航空機騒音障害防止地区・同防止特別地区

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