冷えないエアコン

公開日:

更新日:2022/07/08

カテゴリー: 賃貸関連

今年の暑さは半端ない!と毎年のように言っていますが、今年は梅雨があっという間に終わり、6月後半から真夏の暑さを強いられていますね(*_*;

さて、賃貸管理の夏といえば、エアコンの故障(;^ω^)

夏のエアコン故障ほど、怖いものはありません。

梅雨開けと同時に【冷えない】と入居者の方から連絡がありました。
この暑さでエアコンが使えないのはかなり厳しく、すぐに対応したいと思ってもメーカー側も当日には対応できず、2~3日後という回答となります。修理に来た日も夕方6時頃で、この後も2件、修理作業があるとのことでした。

さて、この【冷えない】原因はガス不足でした。

エアコンの室内機と室外機の間を冷媒ガスが巡回しています。
冷媒ガスは熱を運びますので、冷房の時は部屋の中の熱を外に運んでくれます。ガスの量が少なければ、部屋の熱を外に運んでくれる量が少なくなってしまうので【冷えない】ということになります。

ガス不足になってしまう原因はどこかでガス漏れをしているのですが、今回、ガス漏れ箇所が見つかりませんでした。

そこで【冷媒漏洩抑制剤】というものがでてきました。
簡単にいうと冷媒が漏れないように内側から穴を塞いでくれるものとのこと。

完全に効果がある、というものではないようですが、これで様子を見て欲しい、とのことでした。

ガス充填もしたこともあり、室外機からは暖かい風が冷媒ガスに乗って、出てきました。

様々な原因で起こるガス漏れですが、漏れている量が少ないと、今回のように新規設置から数年後に気が付く、ということも稀ではないようです。今回は保証期間内の不具合だったこともあり、無償での対応になりました。

メーカーによっては違いがあるかもしれませんが、冷媒管系統の保証は5年間ある場合がありますので、保証書を確認しておくと良いですね。