売り出してから1年以上売れないテラスハウス

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更新日:2021/02/14

カテゴリー: 不動産売却に関する記事  タグ:  | | | | | | | | |


今回の依頼者は、約1年前に新築戸建を購入しました。新築戸建が完成して引越すのと同時に、その新築戸建を仲介した不動産会社と専任媒介契約を結んで、それまで住んでいたテラスハウスの売却依頼をしたのですが、なかなか売れないので、買い取ってもらえないかという相談です。

仲介業者は初めのうちは、「チラシを入れました」「インターネットに広告を出しました」と販売活動の状況報告が来ていたようですが、しばらくすると報告が来なくなったそうです。

そして仲介業者から何の連絡もないまま1年が過ぎてしまったのだそうです。

すでに空き家になっているので、依頼者からカギを預かって、そのテラスハウスを見に行ってきました。

現地に着くと、約4mの私道を挟んで左手に3棟、右手に3棟がつながっている長屋造り(テラスハウス)の建物で、依頼者が所有している建物は右手の一番奥です。

建物に入って見ると、建物内は清掃されていてきれいになっていました。
きっと依頼者が引越をする前に、きれいに掃除をして行ったのでしょう。

そう思いながら2階へ上がって行くと、雨戸が締めてある6帖和室がありました。暗くてよく見えなかったので雨戸を開けると、畳が一面緑色になっていました。カビが生えていたのです。依頼者が媒介契約を結んだ仲介業者はこのテラスハウスを放置していたのではないでしょうか。

鍵を返しに依頼者のお宅へ行ったときに状況をお話しして、仲介業者は販売活動をしていないようなので、別の不動産業者にした方が良いのではないかと、提案しました。また、売却活動を再開する際には、修繕した方が良いと思う箇所をお伝えしました。

売却に時間がかかっている物件もご相談下さい。

テラスハウスは、住宅ローンの借り入れができない場合も多く、また今回の物件は築30年経過して年数も古く、土地面積が小さいこと、そして建ぺい率も超過しているので、銀行から借り入れをしてこの物件を購入することはできないと思います。ということは、現金でこのテラスハウスを購入する方が対象になってくるわけです。
そう思いながら、会社に戻りました。

2週間ほど経って、依頼者から再び連絡がありました。

「不動産会社から話を聞いたのですが、あの家は住宅ローンが借りられないので、仲介で売りに出してもすぐに売れるかどうか、分からないと言われました。今住んでいる家の住宅ローンの返済に充てたいので、買い取ってもらえませんか?」ということでした。

そこで依頼者に私たちの買取価格と契約の条件をご提示しました。

それから約1週間後にテラスハウス買取の契約をしました。

買取契約の条件は、引き渡し後に雨漏りやシロアリの被害などがあっても、売主は一切責任を負わないこと、契約書に貼る収入印紙代は私たちが負担すること、住宅ローンの返済に充てるのなら決済も早い方が良いので、契約から決済までの期間を2週間にする、などでした。

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