不動産売却物語#009(後編)固定資産税の滞納

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カテゴリー: 不動産売却物語


販売活動を始めてから、すぐに周辺に新聞へ折り込み広告を入れました。
数件の反響があったのですが、申し込みをいただくまで至りませんでした。

1か月ほどして、他の不動産業者が案内してくださったお客様から
申し込みをいただきました。

その方は、建物を取り壊して建て替える計画ということです。

建物も買主様が思った通りのプランが入ることが分かったので、
売買契約を締結しました。

契約前には、登記簿謄本を法務局で取って、もう一度調査を
しました。

買主様は、建物のプランと見積りを取ってから、住宅ローンの
本申し込みをするということで、契約から決済までの間隔を
約2ヶ月取りました。

契約の時、売主様には決済の時に、固定資産税の清算もしますから
固定資産税の納付書を用意してください、とお願いしたのですが、
「納付書、どこ行ったかかなぁ、捨てちゃったかも」というお返事。

なければ、別の方法で清算しますが、念のため探していただくよう
お願いしました。

いよいよ、買主様の住宅ローンが承認されて、決済日が決まりました。
売主様に固定資産税の納付書のことをお尋ねしたのですが、
やはり、ないとおっしゃいます。
 
「6月ごろ納付書が来ていると思うので、支払った控えはありませんか」
少し不安になって、「固定資産税お支払いになりましたか?」

とお尋ねすると、覚えていないとのこと。

気になったので、謄本を取ったところ、
契約の時には、ついていなかった差押の登記がされています。
差押を付けたのは、都税事務所。

固定資産税の滞納です。

すぐに買主様を紹介してくださった業者と金融機関に連絡をしました。
都税事務所に連絡を取り、アポイントを取ったことを伝えると
金融機関の担当者も同行してくれました。 

2度目の交渉には、売主様にもご一緒いただき、
納付金額の取り決めをして、足りない分は延払いということで
差押解除に応じていただき、予定通り決済することができました。

             
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